この記事では親子の会話について、お伝えさせて頂きます。
親子の接し方によって子供の将来や、精神状態が変わると言っても過言ではありません。
15歳までの子供と親子の会話によって、将来を豊かにする方法を解説いたします。
この記事を見る事で
・自然と信頼が生まれるテクニック
・親子の会話の質をあげる方法
この3つがわかる様になっています。
ぜひこの親子の会話をマスターして、お子さんやあなたの未来を豊かにする事ができます。
子供の自己肯定感が上がる事で、社会に出た時も協調性を持ちつつ自分の意思ややりたいことを、堂々とできる子供になる事ができます。
親子会話の基礎
まずここでは、親子の会話の基礎である
・時間
・ボディーランゲージ
親子会話の意味(意義)
親子の会話の意味・意義とは、『信頼関係』を作ることです。
『子どもの自己肯定感を育てること』これ以外にはりません。
ちなみに、自己肯定感とはこんな意味になります。
自信がないとか、周りを気にしてしまうとか、そう言った状態は自己肯定感が、低いと言えます。
親の問いかけが、子供に対し次に3つのパターンで接していると、こどもの自己肯定感は下がってしまうと、言われています。

1『〜しなさい!』

2『何故〇〇しないの?』

3『どうでもいいじゃん!』
この様な問いかけになっていたら、自己肯定感を作ることはできません。
なんども言いますが、親子の会話の絶対的定義は『自己肯定感』を作ることです。
自己肯定感の作り方は後ほど解説しますので、まず先に親子の会話の時間について見ていきましょう。
親子の会話時間
平成16年にまとめた厚生労働省のデータを元にします。
1日あたりで、母親が約3.5時間。
父親は1日あたり約30分になっています。
この親子に会話に費やす時間をみてどう感じましたか?

もっと時間かけなきゃ!
そう思った方もいらっしゃるかもしれませんが、時間を沢山かければ良いかと言うと、そんな事はありません。
何故なら先ほどもお伝えしましたが、自己肯定感を損なう会話の場合、時間を書けたら逆効果だからです。
食事の時間でも、同じ事が言えます。
この場合も、時間や回数よりもその中でやり取りされる、会話の質が重要になってきます。
例えば、旦那さんだけ揃わずに食事をしていた時、母AとBがそれぞれこんな事を言いました。

どうせ他に女がいるんだよ

家族の為に働いてくれているよ
この母A・Bであれば、子供の自己肯定感を作る事を意識していたら、母Bの方が環境的は良いと言えます。
親子の会話だけではなく、どんな言葉を発しているか(耳に聞こえているか)が重要なのです。
間接的にも影響していきます。
何故なら子供はここで、『夫婦ってこんなモノなんだ』とか『男はだらしがない』とか『女性は怖い』と言う認識を無意識に植えつけているからです。
これが親子の会話で必要な視点です。
親子の会話と言っても、たくさん時間をかける事が今の社会では難しいかもしれません。
ただし親子の会話の1つ1つを丁寧に質を意識する事で、子供の自己肯定感が自然と上がる様になるのです。
では次に、ボディーランゲージについて、お伝えさせて頂きます。
ボディーランゲージ
ボディーランゲージの方が言葉よりも重要な事をご存知でしょうか?

えっ!意外!!!
そう思う方がいらっしゃると思いますが、実は言葉の情報って全体の7%ぐらいしか伝わっていないのです。
メラビアンの法則という言葉があります。
その法則とはこの円グラフになります。
・聴覚情報 38%
・言語情報 7%
メラビアンの法則によると、相手に伝わっている情報の割合ってこの状態だと言われいます。
下の図を見てください。
言葉の情報は『有難う』と同じだとした時、視覚の情報AとBで、どちらの方が『有難う』と感じる事ができますか?
ほとんどの方が、<A>だと感じるはずです。
<B>だと、嫌々ならが有難うと言っている様に感じると思います。
更にダブルバインドが合わさると、自己肯定感はもとより、親子の信頼関係が作る事ができません。
ダブルバインド(Double bind)
ある人が、メッセージと言葉の情報とボディーラングウェッジが矛盾するコミュニケーション状況におかれること。

親子の会話<言葉編>
・何故〜しないの?(尋問)
・どうでもいい!(無視・放棄)
・2ステップクエッション
・サンキューメソッド
繰り返し伝える
これはおうむ返しというテクニックです。
例えば親子の会話の中で、『宿題やりたくない』と子供が言った場合、親は直ぐに反応せず、『宿題やりたくないのね〜』と子供が言った言葉を繰り返すのです。

繰り返して何か意味があるの?
親がとっさに意見を言うよりも、聞いてもらえたと言う安心感を子供に与える事ができます。
特にこのとっさに意見を言う場合、否定・命令になりがちなので、おうむ返しをワンクッション入れるだけで、信頼関係が作りやすくなります。
その後2ステップクエッションを使うと更に効果的です。
2ステップクエッション
これは『子供にどちらかを選ばせる様に質問をする』事です。
先ほどの『宿題やりたくない』の例であればこんな感じです。

宿題やりたくないんだね〜(おうむ返し)

TV見てからやる?それともお菓子食べてからやる?
母Cはおうむ返しをしているところです。
そして母Dの部分で、どちらかを選択させる質問をしています。
この2ステップクエッションのメリットは、相手が命令されたと感じにくいのです。
『自分の自由で選んだ』と感じてくれるので、親との関係を無理なく自然に深くする事が可能です。
いきなり2ステップクエッションを、使おうとしても上手くいかないので、よく起きている場面を思い出して、先に2ステップクエッションを準備して置く事が大切です。
ぜひ否定や命令を言ってしまう場面を思い出して、2ステップクエッションを作っておきましょう。
そして最後にサンキューメソッドを使う事によって、更にスムーズに自己肯定感が作る様になります。
サンキューメソッド
実際に子供が言う事を聞いても、『聞いてくれて有難う』と言います。
2ステップクエッションを聞いてくれて、有難うと言う意味です。
有難うと言われて腹が立つ人はほとんどいないでしょう。
そして、有難うと言われると共感が生まれてきて、親の言う事を聞こうと言う耳を持ってくれる様になります。
更にこのサンキューメソッドを繰り返し使う事で、子供の自己肯定感をあげる事に役立っているのです。
もし行動をしてくれたのであれば、『行動した事を』褒めてください。
結果を褒めてはマイナスです。
例えば、勉強を一生懸命やったおかげでテストで100点を取る事ができました。
ここで結果である『100点すごいね!』と言ってしまうと、次回90点だったとしたら、私は100点取れないからダメと思ってしまうのです。
それよりは、『毎日漢字の書き取りを三十回やったから上手くいったんだね』と言う経過を褒める事で、三十回書けばテストでいい結果が出るんだと、思ってくれる様になります。
こんな風に意識をしていきましょう。
更にここで、人間関係を上手く作れる様になる為に、親子で見て欲しい記事があります。
人間はなぜ、関係性を作る時にうまくいかないのか?どうしたら上手くいくのかを、具体的に解説しました。

この記事をみる事で
・人間関係とは親子関係の縮図
・人間関係を変える視点
これらがわかる様になっています。
人間関係がうまく行かない状態から、人間関係で悩まな様になれる予防策も記事としてケースバイケースで紹介いたしますので、最後までご覧になってください。
親子で使える内容になっていますので、是非ご覧になってください。
それでは行動編を解説します。
親子の会話<行動変>
先ほどは言葉についての接し方をお伝えしました。
ここではダブルバインドにならないための、行動についてお伝えします。
笑顔
親子の会話で必要なのが『笑顔』です。
なぜなら、笑顔って言わなくても、相手の状態が伝わるからです。

ちょっと難しい!他には何かないの?
手の位置を変える
これは相手に伝える時に、手の位置を注意しなければななりません。

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